元フリッパーズ・ギターのメンバーでコーネリアス、
東京オリンピック・パラリンピック開閉会式の音楽制作を手掛けることが発表された小山田圭吾さん。
その発表後、20代の時に雑誌「ロッキング・オン・ジャパン」や「クイック・ジャパン」において語っていた
学生時代に行った障碍者に対するいじめ行為の数々についての記事が取り上げられ、
その内容の壮絶さや、それを悪びれもなく語る様子について非難の声が起こるとともに、ネットは大炎上する事態となっています。
その後小山田氏や記事を載せていた雑誌の版元が謝罪の文章を発表しましたが、
小山田氏は東京オリンピック・パラリンピック開閉会式の音楽制作担当を続ける意向とみられ、
海外のメディアにも取り上げられるなど、炎上はさらに大きくなっています。
「障害のある同級生を虐待し、他の生徒の前で性的な行為を強要したと語ったインタビューが問題になっているにもかかわらず、東京五輪の主催者は、日本の著名な音楽家が開会式に関わることを歓迎している」
小山田圭吾さんの「いじめ告白」、海外メディアも報道https://t.co/V3vYg0rXKr
— ハフポスト日本版 / 会話を生み出す国際メディア (@HuffPostJapan) July 18, 2021



オレたちも記事を読んでみたけど、本当にいたたまれない気持ちになったんだぜ…
行ったいじめの内容もさることながら、それを何か武勇伝のように語る神経も理解できません。
どういう育ち方、どんな教育をされたらこんな、歪んだ考え方になってしまうのか?
「親の顔が見てみたい」小山田さん自身は52歳、もういい大人の方ではありますがそう思ってしまいます。
そこでこの記事では、
- 小山田圭吾の生い立ち
- 父親や母親、兄弟など家族はどんな人物なのか?
- 妻や子供について
あらためてまとめてみました。
小山田圭吾の生い立ちプロフィール
【小山田、組織委を批判】障害者支援団体が小山田圭吾いじめ問題への声明発表「極めて露悪的」「その場しのぎの謝罪したのか」https://t.co/DSnEKwqN1r
知的障害者の権利擁護と政策提言を行う「一般社団法人 全国手をつなぐ育成連合会」が、「小山田氏の行為には強く抗議する」とした
— エキサイトニュース (@ExciteJapan) July 18, 2021
小山田圭吾の生い立ちやプロフィールについては、
80年代一世を風靡したミュージシャンの一人でもあり有名な方ですので、
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』などに詳しく記されていますが、
ここで簡単にまとめると、
1969年(昭和44年)1月27日生まれの52歳。
歌手の三原さと志さんと、和田伊都子さんの間に東京都世田谷区に長男として生まれ、
学校法人和光学園 和光小学校・中学校・高等学校を卒業、その後
東京都新宿区にあったアートスクール、セツ・モードセミナーに進学し、その在学中に
中学校の同級生であった小沢健二などと共に音楽ユニット、フリッパーズ・ギターを結成、
1987年から音楽のキャリアをスタートさせました。
ここから察するに…というか、どう考えても経済的には恵まれた環境に生まれ育ってきたことが分かりますね。
そして問題のいじめがあったのが、「和光学園 和光小学校・中学校・高等学校」在学当時とのことですが、
後にフリッパーズギターを結成する小沢健二さんとは、この中学校で同級生だったとのことですから、
彼もこのいじめについて知っていたのではないか?と思ってしまいますが、どうなのでしょうか。
それにしてもこの「和光学園」ですが、
調べてみると、一部では多数の芸能人や文化人など、有名人が子息を通わせていることで有名で、
卒業生や子供を通わせている人を見ると、作曲家の宮川泰の息子で同じく作曲家の宮川彬良や
ダウンタウンの浜田雅功の息子でミュージシャンのハマ・オカモト、草刈正雄の娘でタレントの紅蘭、
寺尾聰、緒形直人、大鶴義丹、柄本佑・時生兄弟など、ほとんど芸能人学校?というような顔ぶれ。
その一方で、そういった障害をもった子供たちも受け入れていたということ?なのかもしれませんが、
確かに、生まれた時から何不自由なく育ってきたセレブ意識をもった生徒ばかりの中で育ってきていたら、
感覚的にずれてきてしまうのかもしれないですし、
そこで障害をもった同級生に対して歪んだ優越意識を持ってしまったということが、あるいはあるのかもしれません。
とはいえ、それがいじめをしていい理由になるわけもなく、
またこの学校に通っているすべての生徒がそうしたことをしていたわけでもないので、そこはしっかり分けて考えたいものです。
小山田圭吾の父親/母親/兄弟など家族はどんな人物?
学生時代のいじめ問題ということで、やはり気になるのは両親はどんな人物なのか?ということですが、
父親の三原さと志氏は、本名小山田 晃(おやまだ あきら)、「和田弘とマヒナスターズ」に1958年に参加し、
リードボーカルを務めていた歌手です。
妹さんの夫は版画家の中林忠良氏ということで、やはり何かと芸能芸術関係に広い繋がりを持っていたことがうかがえますが、
2003年7月に脳梗塞で倒れた後は芸能活動を休止し、リハビリに励んでいましたが、3年後の2006年9月30日、
東京都世田谷区の病院にて呼吸不全で71歳で死去しています。
母親は和田伊都子さんとおっしゃる方で、あまり情報は見当たりませんでしたが、
ポップス歌手で俳優の田辺靖雄のお姉さんとのことですが、三原さと志氏とは離婚されているようです。
小山田圭吾さんのプロフィールを見ると「三原 さと志と和田伊都子の長男」とあるので、兄弟がいるのかな?と調べてみましたが、
兄弟についての情報は見つけられませんでした。
小山田圭吾の妻や子供は?
小山田圭吾さんの妻は現在いませんが、ミュージシャンの嶺川貴子さんと2000年に結婚、2012年には離婚しており、
2人の間には2001年に長男の米呂(まいろ)さんが誕生しています。
この投稿をInstagramで見る
米呂(まいろ)さんも和光学園出身のようで、中学生の時に同じ中学の先輩・後輩で、バンド「Sure Shot」を結成、
ギターを担当するほか、ファッション雑誌や広告などのモデルとしても活動するなど、
その独特な存在感で関係者から評価を得ていましたが、ここ3年ほどはロサンゼルスに留学していたようで、
現在は「普段は学生の身分を利用して得た時間で音楽を作ったり、たまに頼まれたら文章を書いたりしています」とのこと。
父親の件では、彼のSNSなどにもほとんど誹謗中傷にあたるような意見が寄せられているという情報も見かけますが、
それはちょっと違うように感じますね。
イジメの批判をしながら、自分がいじめている方に回っていないか?一度冷静になりたいものです。
まとめ
ここまで、
東京オリンピック・パラリンピック開閉会式の音楽制作を手掛けることが発表されて以降、
学生時代に行った障碍者に対する卑劣ないじめ行為の数々についての記事が取り上げられ、
ネットなどで炎上している小山田圭吾さんについて、
- 小山田圭吾の生い立ち
- 父親や母親、兄弟など家族はどんな人物なのか?
- 妻や子供のこと
など、あらためてまとめてみました。
芸能人や有名人の親族も多い家庭に生まれ、おそらく経済的には何不自由なく育ち、
似たような境遇の子供たちが通う一種特殊な環境で学校生活を送り、どこか歪んだ感覚ができてしまったのでしょうか?
とはいえ、そのような環境で育った人すべてがそういった感性になってしまうわけもなく、
やはりそこは、個人の問題だと思われます。
イジメや差別は決して行われてはならないことですので、関係者へのコメントなどで
今度は自分が加害者の側に回ってしまっていないか?冷静に考えながら、今後の展開を見ていきたいと思います。



最後まで読んでくれてありがとなんだぜ!。