コロナが落ち着き、夏祭り、花火大会など自粛していたイベントが各地で再開されている今年、
久しぶりに浴衣を着て、お出かけしたいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか？
着物、浴衣って日本人ならではの装いで、日本人が誇るべき不変のスタイルですよね。
洋服ほどトレンドや形に大きな差がないし、出番が夏だけと限られていることもあり、
1着を何年も着続けている方も少なくないのでは？と思いますが、
浴衣も、大人世代が着るには、多少のアップデートが必要みたいです。
今回は、ぜひ皆様にも以下の点についてシェアしたいと思います。
・50代が着ると痛い浴衣は?
・おすすめの色や帯むずびなど注意点
これから夏本番。
まだまだ浴衣を着る機会があるこの夏の参考にしていただけましたら幸いです。
50代が着ると痛い浴衣は?
日本女性の美しさや繊細さを際立たせることができる唯一無二のスタイルで、
浴衣をひとたび纏うと、自然と歩き方、所作まで美しくなります。
大人世代の着物、浴衣姿から醸し出される品に目を奪われたことがある方もいらっしゃるでしょう。
逆にそんな浴衣姿が、痛く見えるとしたら、何がその明暗を分けるのか、
それはこのような点にあるようです。
・色
・柄
・生地
色
大人世代の浴衣には、過度な華やかさは必要なく、
浴衣全体に使われる色はせいぜい１〜２色に留め、華美になりすぎない落ち着いた色味を大事にすると良いようです。
逆に、若い世代の浴衣にシンプルさは不要で、
ピンクや赤など可愛らしい色を含めた数種類の色味を使った柄ものが多い印象。
そんなキラキラの華やかさも夏の夜にうっとり見とれてしまったりもするのですが、
顔色がくすみ気味な大人世代にピンクなどの可愛すぎる色味を持ってくると
顔色とスタイルにアンバランスさが生まれ、顔の老け見えを加速する原因になってしまいます。
くすんだ顔色が悪いわけではなく、
くすみ気味な顔色に似合う色を選ぶことが大人女性を美しく見せる鍵になります。
柄
大人世代は柄選びにも注意です。
お花満開のデザインのような色とりどりの細かい柄は避けて、色も柄も控えめにして、
模様は派手すぎないものがオススメ。
モダンな柄よりも、本当の着物らしい彩りが特徴的な「古典柄」が大人女性の落ち着き感や上品さを引き立ててくれます。
できれば、プリントではなく、手染めのもののほうが、
風合いや染めムラが絶妙な表情を与えてくれるのでより高級感があり、大人世代の肌に馴染みます。
生地
大人の浴衣には、ぜひ生地にも拘りたいところ。
大人世代の浴衣は、綿100％でなく、麻や絹の入った生地の方が高級感があります。
綿100％は、素材的には通気性、吸水性などに優れてはいますが、
大人世代が浴衣で纏うには少々安っぽく物足りない印象です。
高級感のある生地が似合うのは、様々な経験を重ねてきた大人世代だからこそです。
おすすめの色や帯むずびなど注意点
では、ここからは、大人世代におすすめの色や帯結びの注意点などをお伝えしたいと思います。
おすすめの色や柄
|
詳細は画像をクリック |
前述の通り、大人世代の浴衣の色はメインカラープラス１〜２色に留めておくのがいいですが、
オススメの色としては、白地か本藍染が上品な印象です。
オーソドックスな色味としては、紺地もオススメですが、
全体的に帯も含めて色味を抑えるのが、大人の落ち着き感を与えてくれます。
また柄も小柄より大柄が夏のイベントに映えます。柄の大きさの目安としては、
バストより大きい柄を選ぶと体型カバーになります。
|
詳細は画像をクリック |
帯結びなど注意点
帯は、半巾帯がオススメです。半巾帯とは、一般的な着物の帯の半分の幅のもの。
文庫結びいわゆるリボン結びは、一般的であり、
可愛らしいですが我々大人世代には少々幼い印象を与えます。
大人の帯結びは、立体感を控えめにし適度に崩した結び方が上品なので、
リボンの可愛らしさを抑え、優しい雰囲気のある”文庫リボン返し”のような結び方がオススメです。
まとめ
今回は、この時期ならではの浴衣についてご紹介してきました。
浴衣は、日本ならではの夏のお出かけ着ですので、年代問わずスタイルを楽しむことができます。
今回は
・50代が着ると痛い浴衣は?
・おすすめの色や帯むずびなど注意点
についてお伝えしてきました。
浴衣は、洋服ほどトレンドや形に左右されませんし、出番が多いものではないので
何年も同じもの着ている方もいらっしゃるかもしれませんが、年を重ねるに連れて、
色、柄そして生地のアップデートは大人女性を美しく見せる上では重要かもしれません。
また、帯結びも立体感と可愛らしさを控えめにした結び方が落ち着き感があり上品な印象です。
日本女性の上品さは、日本人が誇るべき浴衣スタイルこそより意識したいところですね。
ぜひこの夏、素敵な浴衣でお出かけを楽しんでみてはいかがでしょうか？
参考にしていただけましたら嬉しいです。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
ぜひ参考にしていただければ嬉しいです！
