例年4月にロンドンマラソンが開催されます。
号砲は現地時間9時で、日本との時差は8時間(17時号砲)です。
世界6大マラソンの一つで、ロンドンの観光地をぐるっと走るロンドンマラソンは、
年々ランナーの人数が増えるほど人気の大会になっています。
では、今年の日本人選手のエントリーはどうなっているのか。
招待選手についても、紹介します。
この記事では、
- ロンドンマラソン日本人選手のエントリー
- ロンドンマラソン招待選手について
などについてまとめています。
ロンドンマラソン日本人選手のエントリー
ロンドンマラソンは、ロードレースで最もグレードの高いエリートプラチナに認定されています。
これは、ワールドアスレティクスが公認していて、日本でも東京マラソン・名古屋ウィメンズマラソンも認定されています。
全国でたった12個がエリートプラチナに登録されているため、すごい大会なのが分かりますね。
エントリーは2通りあります。
一般エントリー(チャリティランナー)
- 申込期間:1年前の短期間
- 結果発表:同年2月頃
- 参加費:20万~30万円
JTBマラソンツアー
2022年大会の場合は、以下の日程でした。
- 申込期間:2022年5月27日(金)15:00~2022年6月7日(火)15:00
- 抽選結果:2022年6月10日(金)15:00
- 申込み金額:94,000円
- ツアー期間:2022年9月30日(金)~10月5日(水)4泊6日
- 旅費:470,000円+エントリー代135,000円
羽田発着のエコノミークラスを利用します。
2023年4月に開催される際の期間はまだ分かっていませんが、
大会4か月前に申込が開始しているのを考えると、12月ごろには始まると思われます。
ちなみに、キャンセル不可ですので慎重に応募してくださいね。
ロンドンマラソン招待選手について
ロンドンマラソン招待選手について紹介します。
以下は、2022年時の招待選手です。
鈴木健吾
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生年月日 1995年6月11日
出身地 愛媛県宇和島市
身長/体重 163㎝/46㎏
所属 富士通
ベストタイム 2時間04分56秒
小学6年生から陸上を始め、高校3年のインターハイでは1500m・5000mに出場。
四国高校駅伝では、1区を走り区間賞を獲得しています。
この大会でチームを16年ぶりの優勝に導きました。
大学では、1年次から4年まで箱根駅伝に出走し、3年次では2区区間賞を獲得。
4年次の東京マラソン2018で初マラソンに出場し、日本人学生1位(2時間10分21秒)という記録でゴールしました。
卒業後は実業団に入り、2021年の第76回びわ湖毎日マラソンで日本記録(2時間04分56秒)で見事優勝しました。
日本記録保持者の鈴木健吾がロンドン・マラソン欠場「準備が間に合わず出場見送る」
「今回出場は叶いませんが、ロンドンマラソンはいつか必ずチャレンジします」#鈴木健吾#LondonMarathon
|月陸Online https://t.co/QtnihBtsZc— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) September 28, 2022
今回は欠場か!期待指定がファンも多いだろうから残念なんだぜ!
岡本直己
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生年月日 1984年5月26日
出身地 鳥取県
所属 中国電力陸上競技部
ベスト 2時間8分04秒
本格的に陸上を始めたのは、中学校に入ってからです。
都道府県対抗駅伝に、鳥取県代表に選出されるなど注目されていました。
大学は明治大学に進学し、2年から4年の3年間箱根駅伝に出走しています。
大学卒業後は、中国電力に入社し30代となっても「チームの大黒柱」として活躍。
左ひじの骨折により、東京オリンピック代表には選ばれませんでしたが、「ミスター駅伝」と称されているランナーです。
相葉直紀
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生年月日 1990年
出身地 広島県
所属 株式会社中電工
ベスト 2時間08分44秒
遅咲きのランナーで知られている相葉選手は、中電工の主将も務めています。
第70回記念別府大分毎日マラソン大会で、2時間8分44秒で走り切り、MGC出場獲得しました。
MGCとは、マラソン・グランド・チャンピオンシップの略で、オリンピックマラソンの代表選考会として開催されています。
2022ロンドンマラソン
10/2(日)#相葉直紀#二岡康平
2人とも順調に現地で調整練習を行いました。
応援よろしくお願いします! pic.twitter.com/VmLcCHo8Zx— 中電工陸上競技部 (@chudenko_rikujo) October 1, 2022
二岡康平
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生年月日 1994年2月5日
出身地 鳥取県西伯郡
身長/体重 175㎝/60㎏
所属 株式会社 中電工
ベスト 2時間09分14秒
中長距離を専門的に走っているランナー。
駅伝はもちろん、5000mやクロカン5㎞も選手として出走しています。
大学はハーフマラソンを主に取り組みベストタイムは、1時間3分18秒です。
4年次には箱根駅伝にも出場し、9区2位でチーム総合3位という結果になりました。
初フルマラソンは、2018年の別府大分毎日マラソンの2時間13分28秒。
翌年の別府マラソンでは、2時間9分15秒の自己ベストで日本人1位という結果になっています。
岩出怜亜
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生年月日 1994年12月8日
出身地 三重県津市
身長/体重 155㎝/39㎏
所属 フリー
ベスト 2時間23分52秒
中学時代に、本格的に陸上を始めた岩出選手。
高校は、愛知県にある豊川高校・陸上の名門学校へ進学しました。
3年次には陸上部の主将を務めるなど、中長距離で活躍してきました。
大学には進まず、実業団(ノーリツ)に入り、世界ハーフマラソン選手権大会(デンマーク)では、日本代表選手に選ばれました。
その後入社4年目で退所し、アンダーアーマーに移籍しました。
マラソンを中心に活躍していましたが、2020年にフリーとなっています。
細田あい
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生年月日 1995年11月27日
出身地 長野県
身長 156㎝
所属 エディオン女子陸上部
ベスト 2時間24分26秒
中学時代に長距離・駅伝で活動し、高校2年次には1500mでインターハイに出場しています。
高校卒業後は、日本体育大学に進学。
3年次には「日体大のエース」として活躍し、日本だけでなく海外でも活躍していました。
その後ダイハツへ入社し、名古屋ウィメンズマラソン2018に初フルマラソン出場。
2021年には、ダイハツを退社して現在のエディオンに移籍しました。
また、可愛いアスリートとしても有名になっています。
まとめ
今回は、ロンドンマラソンの日本人ランナーについて調査しました。
2022年時の日本人出場選手は、
- 鈴木健吾 ※辞退
- 岡本直己
- 相葉直紀
- 二岡康平
- 岩出怜亜
- 細田あい
以上5名が出場することが分かりました。
ロンドンマラソンは、一つの山を越えると比較的フラットな道が続くため、自己ベストが出やすいコースになっています。
日本人ランナーの皆さんを、応援していきましょう。
最後まで読んでくれてありがとなんだぜ!