2022年5月27日から始まるモータースポーツ、F1モナコグランプリ。
1950年のF1世界選手権発足当時からほぼ変わらないコースで開催され続けている伝統あるこのグランプリ、
注目している人も多いと思います。
今週末は伝統のF1モナコグランプリ🇲🇨🎊
今年から、金曜日始まりになっております❗️(FP1は21時開始)
昨年のモナコでは、
ガスリーが終始ハミルトンを抑え続けての堂々6位入賞‼️🌟🏁👍それだけ、抜くのも難しい…
今年も良い位置につけて、
ガスリーの鉄壁ブロック👊🔥見られたらいいな😊💖 https://t.co/uNyCmxLn4N pic.twitter.com/7SAfpnTqiT— Full GAS10 (@Full_GAS10) May 26, 2022
モナコグランプリはモナコ公国のモンテカルロ市街地コースで行われるF1世界選手権レースの一つです。
グランプリの開催中は人工約3万人のモナコ公国におよそ20万人の観客が訪れ、国家的な観光イベントでもあります。
コースの1周の長さは3.337km。
ここを全長260.286kmとするため、レーサーたちは市街地を78周もするのです。
ル·マン24時間、インディ500と並び「世界三大レース」の一つに数えられるF1モナコグランプリ、
より一層楽しんで観るために、
- 歴代優勝者とタイム一覧
- 最多優勝ドライバーは誰?
- 優勝賞金はいくら?
についてまとめていきます。
モナコグランプリ歴代優勝者&タイム一覧
昨年優勝したマックス・フェルスタッペンは記憶に新しい方も多いはずです。
2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止となってしまいましたが、
その年を除く、過去約70年の歴代優勝者とタイムを振り返ってみましょう。
年 選手名 タイム
2022 セルジオ・ペレス(レッドブル) 1:56:30.265
2021 マックス・フェルスタッペン 1:38’56″8
2019 ルイス・ハミルトン 1:43’28″4
2018 ダニエル・リカルド 1:42’54″8
2017 セバスチャン・ベッテル 1:44’44″3
2016 ルイス・ハミルトン 1:69’29″1
2015 ニコ・ロズベルグ 1:49’18″4
2014 ニコ・ロズベルグ 1:49’27″6
2013 ニコ・ロズベルグ 2:17’52″0
2012 マーク・ウェバー 1:46’06″5
2011 セバスチャン・ベッテル 2:09’38″3
2010 マーク・ウェバー 1:50’13″3
2009 ジェンソン・バトン 1:40’44″2
2008 ルイス・ハミルトン 2:00’42″7
2007 フェルナンド・アロンソ 1:40’29″3
2006 フェルナンド・アロンソ 1:43’43″1
2005 キミ・ライコネン 1:45’15″5
2004 ヤルノ・トゥルーリ 1:45’46″6
2003 ファン・パブロ・モントーヤ 1:42’19″0
2002 デビッド・クルサード 1:45’39″0
2001 ミハエル・シューマッハ 1:47’22″5
2000 デビッド・クルサード 1:49’28″2
1999 ミハエル・シューマッハ 1:49’31″8
1998 ミカ・ハッキネン 1:51’23″5
1997 ミハエル・シューマッハ 2:00’05″6
1996 オリビエ・パニス 2:00’45″6
1995 ミハエル・シューマッハ 1:53’11″2
1994 ミハエル・シューマッハ 1:49’55″3
1993 アイルトン・セナ 1:52’10″0
1992 アイルトン・セナ 1:50’59″3
1991 アイルトン・セナ 1:53’02″3
1990 アイルトン・セナ 1:52’46″9
1989 アイルトン・セナ 1:53’33″2
1988 アラン・プロスト 1:57’17″0
1987 アイルトン・セナ 1:57’54″0
1986 アラン・プロスト 1:55’41″0
1985 アラン・プロスト 1:52’58″0
1984 アラン・プロスト 1:01’07″7
1983 ケケ・ロズベルグ 1:56’38″1
1982 リカルド・パトレーゼ 1:54’11″2
1981 ジル・ヴィルヌーヴ 1:54’23″3
1980 カルロス・ロイテマン 1:55’34″3
1979 ジョディー・シェクター 1:55’22″4
1978 パトリック・デパイユ 1:55’14″6
1977 ジョディー・シェクター 1:57’52″7
1976 ニキ・ラウダ 1:59’51″4
1975 ニキ・ラウダ 2:02’21″3
1974 ロニー・ピーターソン 1:58’03″7
1973 ジャッキー・スチュワート 1:54’44″3
1972 ジャン=ピエール・ベルトワーズ 2:26’55″3
1971 ジャッキー・スチュワート 1:52’21″3
1970 ヨッヘン・リント 1:54’37″4
1969 グラハム・ヒル 1:56’59″4
1968 グラハム・ヒル 2:00’32″3
1967 デニス・ハルム 2:34’34″3
1966 ジャッキー・スチュワート 2:33’10″5
1965 グラハム・ヒル 2:37’39″6
1964 グラハム・ヒル 2:41’19″5
1963 グラハム・ヒル 2:41’49″7
1962 ブルース・マクラーレン 2:46’29″7
1961 スターリング・モス 2:45’50″1
1960 スターリング・モス 2:53’45″5
1959 ジャック・ブラバム 2:55’51″3
1958 モーリス・トランティニアン 2:55’51″3
1957 ファン・マニュエル・ファンジオ 3:10’12″8
1956 スターリング・モス 3:00’32″9
1955 モーリス・トランティニアン 2:58’09″8
1952 ビットリオ・マルゾット伯爵
1950 ファン・マニュエル・ファンジオ 3:13’18″7
最多優勝ドライバーは誰?
最多優勝ドライバーはズバリ、アイルトン・セナです。
F1を詳しく知らない人でも名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。
その中でも1992年のレースは伝説のレースとも称されています。
また、最多優勝ドライバーとはまた違いますが、
モナコグランプリにはモナコ・マイスターと言われる称号があります。
その称号は主に3勝以上したレーサーに与えられることが多いです。
最多優勝のセナ含む7名のドライバーにこの称号が与えられています。
そのレーサーは、
- スターリング・モス 2連勝を含む通算3勝
- グラハム・ヒル 3連勝を含む通算5勝
- ジャッキー・スチュワート 通算3勝
- アラン・プロスト 3連勝を含む通算4勝
- アイルトン・セナ 5連勝を含む通算6勝 この記録は史上最多である。
- ミハエル・シューマッハ 2連勝を含む通算5勝
- ニコ・ロズベルグ 3連勝
の7名です。
モナコグランプリの賞金はいくら?
モナコグランプリの賞金についてですが、結論は「未公開」です。
優勝賞金額は「コルコンド協定に明記されてある」と言うことだけで「非公開」となっています。
一般のファンの方はもちろん、メディアにも知られていないこの賞金額ですが、
分配方法は決まっていて、
・賞金枠の半分を上位10チームに均等分配(カラム1)
・賞金枠の半分を上位10チームに以下の割合で分配(カラム2)
1位19%、2位16%、3位13%・・・10位4%
と言う感じになっています。
F1グランプリ、未知の世界ですね。
ちなみに、同じく世界三大レースに並ぶインディ500の優勝賞金総額は
ざっと10億円とも言われています。
それを聞くとモナコグランプリの優勝賞金にも夢が膨らみますね。
まとめ
長い歴史を持ち、根強いファンを持つF1。
2022シーズンは5月29日の日曜日、
日本時間22:00にモンテカルロ市街地コースで決勝レースが開催されます。
日本人ドライバーは角田裕毅選手が出場しますね。
チャンピオンには誰が輝くのか、注目です。
最後まで読んでくれてありがとなんだぜ!