第93回アカデミー賞の授賞式が、4月25日夕方(日本時間で26日の午前)ハリウッドなどで開催されます。
昨年は、韓国映画「パラサイト 半地下の家族」が英語ではない作品で初めて、作品賞など4冠を達成し話題をさらいましたが、
今年もまた作品賞や監督賞などの主要部門を中心に、女性や黒人、アジア系などマイノリティの候補が
記録的に多くを占め、監督賞では、5人の候補者のうち史上初めて2人が女性です。
主役は女性やマイノリティーか 今年のアカデミー賞の有力候補に https://t.co/1LRRS63mTI
— 毎日新聞ニュース (@mainichijpnews) April 22, 2021
なかでも先日のゴールデングローブ賞では監督・作品賞をアジア人として初めて受賞し、
最も次のオスカーに近い注目されているのが、『ノマドランド』のクロエ・ジャオ監督。
そこで今回は、
この『ノマドランド』が第93回アカデミー賞の作品賞や監督賞などにノミネートされている
- クロエ・ジャオ監督の学歴など経歴
- 夫や子供がいるのか?家族などプロフィール
について、まとめていきます。
クロエ・ジャオ(映画監督)の学歴や経歴は?
クロエ・ジャオ(Chloé Zhao)
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生年月日:1982年3月31日(39歳)
出生地:中華人民共和国の旗 中国 北京市
国籍:中華人民共和国の旗 中華人民共和国
学歴:15歳でロンドンの寄宿学校(ブライトン大学(高校、11〜18歳))→ロサンゼルスの高校卒業→マウント・ホリヨーク大学(政治の学士号取得)→ニューヨーク大学ティッシュ芸術部(映画製作)
職業: 映画監督、脚本家、プロデューサー
パートナー:ジョシュア・ジェームズ・リチャーズ(Joshua James Richards)
クロエ・ジャオ(Chloé Zhao)監督は、1982年3月31日39歳です。
中国北京の裕福な家庭に生まれましたが、15歳の時英語が全く分からないにもかかわらず、
両親にロンドンの寄宿学校であるブライトン大学に入学させられます。
このブライトン大学は、サンデータイムズによりイギリスの「インデペンデントスクール2019 of theYear」に選ばれるなど
かなりレベルの高い学校のようですね。
その後いったんロサンゼルスの高校に戻り卒業、マサチューセッツ州のマウントホリオーク大学で政治学の学士号を取得します。
このマウントホリオーク大学は、アメリカ最古の女子大でもあり、3,000以上もあると言われている
アメリカの大学の中で難関校の一つとされるとのことですから、政治学の面でも大変優秀な方なんですね。
しかしその後彼女は政治の道には進まず、不動産のプロモーターやバーテンダーとして働いた後、
ニューヨーク大学ティッシュ芸術部で映画製作を学んでいます。
【作品】
2008年:「Helen’s First Date in Two Years」 製作(短編映画)/「Post」 監督・脚本・原案・製作総指揮・編集(短編映画)
2009年 :「The Atlas Mountains」 監督・脚本・製作・編集(短編映画)/「Simple Pleasures」 製作(短編映画)
2010年: 「Daughters」 監督・脚本・製作 (短編映画)
2011年: 「Benachin」 監督 (短編映画)
2015年: 「Songs My Brothers Taught Me」 監督・脚本・製作・編集
2017年: ザ・ライダー(英語版)「The Rider」 監督・脚本・製作
2020年: 「ノマドランドNomadland」 監督・脚本・製作 (第77回ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞 受賞)(第86回ニューヨーク映画批評家協会賞監督賞 受賞)(第46回ロサンゼルス映画批評家協会賞監督賞 受賞)(第55回全米映画批評家協会賞監督賞 受賞)(第78回ゴールデングローブ賞監督賞受賞)
2021年: 「エターナルズEternals」 監督・脚本
クロエ・ジャオ(映画監督)夫や子供は?
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クロエ・ジャオ監督の夫…というかパートナーは、
撮影監督のジョシュア・ジェームズ・リチャーズ(Joshua James Richards)です。
2012年にニューヨーク大学ティッシュ・スクールで出会い、
「Songs My Brothers Taught Me」(15)と「ザ・ライダー」(17)で撮影監督を務め、
両作においてインディペンデント・スピリット賞にノミネート、
「ノマドランド」(20)では、第93回アカデミー撮影賞にノミネートされており、公私ともに高めあえる存在のよう。
子供についての情報は見当たりませんでしたが、ふたりは現在カリフォルニア州オーハイに、
3羽の鶏と2匹の犬とともに住んでいるそうです。
ちなみにクロエ・ジャオ監督のご両親についても触れておきますと、
父親は、中国最大の鉄鋼会社の一つである「首鋼集団」の最高責任者、またのちには不動産で
大成功を収めた人物趙雄二であり、
母親は、人民解放軍のパフォーマンスグループに所属していた人物といいますが、ふたりはのちに離婚しています。
1979年から2014年まで続いた一人っ子政策の間に生まれていますので、ご兄弟はいないんですね。
まとめ
ここまで、
『ノマドランド』が第93回アカデミー賞の作品賞や監督賞などにノミネートされている
- クロエ・ジャオ監督の学歴など経歴
- 夫や子供がいるのか?家族などプロフィール
について、まとめてきました。
クロエ・ジャオ(Chloé Zhao)監督は、1982年3月31日39歳、
中国北京の裕福な家庭に生まれましたが、15歳の時ロンドンの寄宿学校であるブライトン大学に入学、
その後いったんロサンゼルスの高校に戻り卒業、マサチューセッツ州のマウントホリオーク大学で政治学の学士号を取得します。
しかしその後彼女は政治の道には進まず、不動産のプロモーターやバーテンダーとして働いた後、
ニューヨーク大学ティッシュ芸術部で映画製作を学んでいます。
パートナーである撮影監督のジョシュア・ジェームズ・リチャーズ(Joshua James Richards)とは
このニューヨーク大学時代に出会い、ジョシュア・ジェームズ・リチャーズは
「Songs My Brothers Taught Me」(15)と「ザ・ライダー」(17)で撮影監督を務め、
両作においてインディペンデント・スピリット賞にノミネート、
「ノマドランド」(20)では、第93回アカデミー撮影賞にノミネートされています。
お子さんについての情報はありませんでしたが、
現在ふたりは、カリフォルニア州オーハイに、3羽の鶏と2匹の犬とともに住んでいるとのことで、
公私ともに高めあいながら、とても満たされた生活をしていることが想像できますね。
第93回アカデミー賞ではそんなお二人が、賞を手にすることができるのか?
興味深く楽しみに情報を待ちたいと思います!
最後まで読んでくれて、ありがとなんだぜ!