24日（火）から始まる東京2020パラリンピック、アーチェリー男子個人リカーブに出場する予定の
長谷川 貴大選手が、開幕3日前の21日（土）大会への出場を辞退したことが分かりました。
理由は「7月下旬に許可なく他の選手の弓具に触れる違反行為をした」ことが、全日本連盟の安全規定に抵触する
コンプライアンス違反に当たるとのこと。
パラアーチェリーの長谷川貴大が大会辞退、無断で他人の弓具に触る違反行為(日刊スポーツ)#Yahooニュースhttps://t.co/gY2dOAH2Gb
— curiousNOSTALGHIA (@CNostalghia) August 21, 2021
確かにアーチェリーの弓など、下手をすると人を傷つけ死なせてしまう可能性のある機具ですから、
他人のものを無断で触ることは、競技者としても重大なエチケット違反。
こういったルールをパラリンピックに出場するほどの選手が知らないはずはない…ということで、
それを承知のうえで触ったのだとしたら、かなり悪質なのではないか？という意見も見られます。
長谷川貴大選手とは、いったいどんな人物なのでしょうか？
この記事では、
- パラアーチェリー長谷川貴大の学歴/経歴について
- パラアーチェリー長谷川貴大の病気（障害）について
- パラアーチェリー長谷川貴大の結婚・家族について
まとめていきたいと思います。
パラアーチェリー長谷川貴大の学歴/経歴について
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長谷川貴大（はせがわたかひろ）
- 生年月日 ：1989/06/27
- 出身地 ：千葉県船橋市
- 学歴 ：県立津田沼高等学校→早稲田大学【スポーツ科学部】
- 所属 ：日本テレビ
長谷川貴大選手は1989年6月27日、千葉県船橋市出身の2021年現在32歳です。
県立津田沼高校から早稲田大学スポーツ科学部を卒業し、現在は日本テレビのディレクターとして勤務しており、
平日は夕方までアーチェリーの練習をし、
夜は「news zero」のスポーツコーナーのディレクターなどを担当しているとのこと。
これだけ日テレで持ち上げておいて、ルール違反が判明したため出場辞退だってさ。
日テレはちゃんと説明してね。
もう美談のでっち上げはいらないよ#24時間テレビ #日テレ#長谷川貴大 https://t.co/KarjOdWb9Y— 👶🏻🐶タピオカ亭ばぶばぶ (@demdempaaa) August 21, 2021
日テレの社員ということで、テレビでもずいぶん取り上げられたりしていたんだな。
実力はあるんだろうから、残念だ。
アーチェリーは小学6年生から始め、中学・高校時代は健常者・障がい者どちらの大会でも活躍。
高校生ランキングではベスト８に入っており、大学もスポーツ推薦で決めました。
そして、大学１年の19歳で北京パラリンピックに出場。
結果は、個人ベスト16、団体４位という悔しいものだったそうですが、
次のロンドンパラリンピックと就職活動が重なり、
「アーチェリーは、41歳でオリンピック銀メダリストになった山本博さんのように年をとってもできる。大学生として就活できるのは今だけだと思いました。どうしてもテレビ局に入りたかったんです」
と、日本テレビへの就職を決めました。
しかし入社2年目、「やり残したことはないのか」という思いにとらわれ再び競技にもどり、
今回ついに、北京以来3大会ぶりに挑むパラリンピックとなるはずでした。
パラアーチェリー長谷川貴大の病気（障害）について
長谷川選手は小学校３年生の時、突如として右足が２倍に腫れ上るという異変に見舞われ
非常に稀なガンの一種「ユーイング肉腫」と診断、右足の切断を余儀なくされ、義足となりました。
入院生活は10か月にも及び、その後もリハビリの日々。
それまで野球少年だった長谷川選手は、義足をつけていったんは野球に戻りましたが以前のようにはできず、
野球をやめふさぎ込んでいた６年生の時、家族で行った高原のレジャー施設でアーチェリーを体験、
初めて射た矢が真ん中に当たり、この時の気持ちよさがアーチェリーの原点となったそうです。
パラアーチェリー長谷川貴大の結婚/家族について
長谷川選手は、2021年3月9日にご結婚されています。
奥さんは紗欧里さんという方で、パラリンピックアーチェリーの代表の国内最終選考会の際にも同行、
2日間の試合中、常に望遠鏡をのぞいて矢の当たった場所を確認し、長谷川選手が狙いを修正できるように合図するなど
傍らでサポートしていたといいますから、何と献身的でしょうか。
これからも二人三脚で頑張っていこうという、晴れの舞台の矢先にこんなことをしてしまうとは、
奥様やご両親など、支えてくれている方たちのことを考えるべきでした。
まとめ
ここまで、
- パラアーチェリー長谷川貴大の学歴/経歴について
- パラアーチェリー長谷川貴大の病気（障害）について
- パラアーチェリー長谷川貴大の結婚・家族について
まとめてきました。
「許可なく他の選手の弓具に触れる」というコンプライアンス違反については、許されるものではありません。
本人が反省して出場辞退を申し出たということですが、後悔先に立たず、
今後は、これまで支え続けてくれたご両親や周りの人々、奥様などをも裏切るような行為を絶対にしないように、
心から改めて、競技に精進していただきたいですね。
最後まで読んでくれて、ありがとなんだぜ！
